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 平成24年度 欧州視察



 北陸経済連合会は、平成24年8月22日(水)〜31日(金)欧州における原子力政策や再生可能エネルギーの導入状況、課題等を調査し、エネルギーのベストミックスのあり方を探ることを目的に、犬島副会長を団長とする総勢19名の欧州視察を実施した。

 ドイツでは電力会社RWEを訪問し、脱原子力について一般の国民に一定の支持はあるものの、厳冬期の電力不足や思うように進まない系統増強に対する懸念があるなどの意見を聞いた。また、VGB(ドイツ大規模発電所技術協会)では、脱原子力を進めた場合の経済的損失や調整電源の確保などの課題を聞いた。

 デンマークではドンエナジー社の洋上風力発電を見学し、日本との稼働率、地理的条件の違い等を実感した。

 フランスでは、電力会社EDFを訪問し、原子力の安全性を高め今後も基幹電源として活用していく方針等を聞いた。

 また、海外電力調査会欧州事務所からヨーロッパの最新のエネルギー事情について聞いた。