2023年度第2回新たな価値創出委員会・講演会
公開日時:2024/05/10
新たな価値創出委員会
【日時】2024年3月28日(木) 14:30-15:45
【場所】ANAクラウンプラザホテル金沢
【参加】20名(会場10名、オンライン10名)
北村委員長は冒頭挨拶で、北陸新幹線による経済活性化に期待を寄せた。また、北経連のGRP(域内総生産)目標達成に最も有効な設備投資によるDXと自動化等に関する優れた取組みを講演会等で紹介していきたいと述べた。
その後、2023年度事業計画の実施状況と評価・方向性、2024年度事業計画案について審議した。
実施状況の一環として、産学官金が連携して新事業を発掘し、成長を支援する事業「北陸RDX」の活動状況、その継続のための㈱RICH設立について、(一財)北陸産業活性化センターから紹介した。
委員からは、企業のDX・GXの推進、海外市場のサーキュラーエコノミーの浸透、カーボンニュートラルに関する大学の研究・教育、スタートアップと企業との連携、大学発スタートアップ創出プラットフォーム「TeSH」等について発言があり、今後の事業活動に鋭意反映させていくこととした。
新たな価値創出オンライン講演会
【日時】3月28日(木) 16:00-17:00
【形式】オンライン開催(委員のみ会場参加)
【参加】60名(会場18名、オンライン42名)
立山科学㈱の今村省人 常務取締役・経営企画室長が「TATEYAMA KAGAKUが取り組むDX」と題して講演し、同社のデジタルなものづくり(スマート工場での製造DX)、デジタルな商品、デジタルな人材育成等について紹介した。
同社は、高度な技術を活かした電子部品、生産装置、システム・サービスの提供を通じて顧客のDXやカーボンニュートラルに寄与しているが、今後はグループ間のみならず北陸全体の連携に貢献し、事業環境の変化を乗り越えて成長していきたいと述べた。
その後、DXによる生産性・社員のウェルビーイングの向上や働き方改革、外部機関の活用、グローバル展開等に関して、活発に質疑応答がなされた。同社の水口社長(新たな価値創出委 副委員長)は、グループの技術を結集したスマート工場建設がDX推進の契機となり、DX推進が同社全体の活性化や社員の士気向上、カーボンニュートラル、女性活躍にも繋がっているなど、その効果を力説した。