新春経済懇談会・会員懇談会

　(一社)日本経済団体連合会との第46回北陸地方経済懇談会を、ＡＮＡクラウンプラザホテル金沢で開催した。『「スマート・リージョン北陸」をめざして～「Society 5.0 for SDGs」で新たな時代を切り拓く～』を基本テーマに、経団連から古賀審議員会議長をはじめ約30名、当連合会から約120名が出席した。

　懇談会の開会挨拶で久和会長は、当会が取りまとめた「北陸近未来ビジョン」のなかで北陸のありたい姿としている「スマート・リージョン北陸」をめざしていくためには、Society5.0の実現、北陸の大阪までの全線整備が不可欠であり、経団連と連携し、取り組んでいきたいと述べた。

　続いて経団連 古賀議長は、日本を新しい経済成長のステージに発展させていくために、地方経済の活性化、Society 5.0の実現、経済構造改革、持続可能なエネルギー・環境政策の実現、民間経済外交の展開に取り組んでいくと述べた。

　懇談会では「産業振興と地域力の向上」のテーマのもと、Society5.0の実現、人材の地方定着・地方回帰による定住人口の増加、女性活躍に対して意見交換が行われた。また、経団連と連携し進めているマッチング事業について、進捗状況およびワークショップの開催などが紹介された。

　「社会基盤の整備促進と広域観光振興」のテーマでは、北陸新幹線の大阪までの早期全線整備、訪日外国人観光客の誘客等の広域観光振興に関して意見交換が行われた。