2020.10.05(月)石川会場
公開日時:2020/10/05
2020年度会員懇談会(石川会場)をホテル日航金沢にて、オンライン配信を併用して開催し、会場で約60名、オンラインで約60名が参加した。
今年度の会員懇談会は昨年公表した「北陸近未来ビジョン」にて掲げる「スマート・リージョン北陸の実現にむけて」を統一テーマとし、今回の石川会場では「高齢者活用とダイバーシティ」をテーマとして講演会を行った。
久和会長の挨拶の後、内閣府大臣官房審議官(科学技術・イノベーション担当)江崎禎英氏より「人生100時代の医療・介護―アフターコロナ/ウイズコロナを踏まえて―」と題して、コロナ禍により示された価値観の変化と、誰もが自律した生活を確立する「健康長寿社会」の実現について講演頂いた。
次に小松市の食品製造会社である㈱大和(やまと)管理本部長 中村佐和子氏より「高齢者にも働きやすい会社に」と題して、定年制廃止やシニアにも働きやすい職場環境整備について講演頂いた。
続いて、白山市の板金製造会社である㈱小林製作所執行役員・業務改革推進責任者 黒川正枝氏より「誰もが働きやすい職場を目指して・・・」と題して、ITを活用した生産管理システムの導入などにより、女性をはじめ誰もが働きやすい職場づくりの取り組みについて講演頂いた。
講演後、会員からの質疑応答や意見交換を行い、最後に菱沼副会長からの閉会挨拶において、「今後、日本が生き残るためにはデジタル化やダイバーシティの推進など不断の努力が必要であり、皆で手を携えていかなければならない」と述べた。