2020.11.27(金) 第47回北陸地方経済懇談会(富山市)
公開日時:2020/12/04
(一社)日本経済団体連合会との第47回北陸地方経済懇談会がオンライン配信併用にて、ANAクラウンプラザホテル富山で開催された。『「スマート・リージョン北陸」を目指して~新型コロナウイルスを克服し新たな成長を実現する~』を基本テーマに、経団連から古賀審議員会議長をはじめ約30名、当会からはオンラインを含め約120名が参加した。
懇談会の開会挨拶で久和会長は、当会が昨年発表した「北陸近未来ビジョン」のなかで北陸のありたい姿としている「スマート・リージョン北陸」をめざしていくためには、北陸新幹線の大阪までの全線整備や生産性の向上、ダイバーシティ&インクルージョンが不可欠であり、経団連と連携し、取り組んでいきたいと述べた。また、先日国交省より新幹線敦賀開業について工期延長、工事費増加について発表されたが、これについて「驚くとともに、大変遺憾に思う。」と発言した。
続いて経団連 古賀議長は、先日経団連より発表した「。新成長戦略」を説明し、「Society 5.0」の実現、エネルギー・環境政策の再構築、人材育成、地域経済の活性化等の重要性について発言した。
懇談会では、①「ウィズコロナ時代を見据えた地域力の向上と産業振興~東京一極集中打破に向けて~」、②「社会基盤の整備促進と広域観光振興~日本海国土軸の中枢を担い、人や企業を惹きつける北陸~」のテーマのもと、「労働生産性の向上」、「経団連とのマッチング」、「デジタル化の推進」、「産学連携」、「ダイバーシティ&インクルージョン」(女性活躍)、「東京一極集中の打破に向けて」、「社会基盤整備」、「広域観光」に関して意見交換が行われた。
なお、午前中の市内視察に合わせて、森富山市長から、路面電車の南北接続事業について説明があった。
また、昼食懇談会では齋藤富山大学長、新田富山県知事がご来席され、齋藤富山大学長から「富山大学での取組み」等について説明があった。