新春経済懇談会・会員懇談会

　今年度の会員懇談会は「北陸近未来ビジョン」で掲げる「スマート・リージョン北陸の実現にむけて」を統一テーマとし、福井会場では「ダイバーシティ」をテーマに講演会を開催した。

　金井会長の開会挨拶の後、アクセンチュア(株)の江川昌史代表取締役社長より「女性活躍推進～女性が自然に活躍できる環境を目指して～」と題して講演いただいた。江川社長は、女性を含めた多様な人材が活躍できる環境を整え、女性比率と業績を同時に伸ばし、生産性も向上させた取組について紹介した。

　スウェーデン大使館ヨハン・フルトクイスト一等書記官は「男女平等とワークライフバランス：スウェーデンの経験から」と題して講演した。スウェーデンが世界に先がけて育児休業法を制定し、取得率が高い理由や、女性の雇用を増やす政策等について説明した。

　閉会挨拶にて、八木副会長は「2030年代中頃のスマート・リージョン北陸を目指して、皆さまの引き続き積極的な参画により、我々の手で東京一極集中の打破、北陸から新しい日本を作り上げる、そのような気持ちで頑張っていきたい」と述べた。