トップページ要望活動・懇談会>国・地方自治体との懇談会



 「第33回 北陸三県知事との懇談会」を開催

左から西川知事、谷本知事、石井知事 新木会長

 北陸三県の知事と北経連役員との第33回懇談会が、平成17年8月1日(月)14時から福井市のユアーズホテルフクイにおいて開催され、北陸発展のための基盤整備に向けた取組みや北陸三県の広域連携の強化に向けた取組みなどについて、熱心に意見交換が行われた。
 各県からは、石井驤齦x山県知事、谷本正憲石川県知事、西川一誠福井県知事が出席され、北経連側は、新木会長、宮,江守,犬島各副会長、荒木,有馬,石澤,黒川,齊藤,永多,永原,松浦,水口,水野,三谷,森各常任理事荒井,今村,上村,宇都宮,木瀬,木原,倉,黒原,杉野,竹内,田中,成田,永田,野村,林,三谷(康),横山,吉田,米沢,三谷(聡)(山本代理),三谷(充)(澤代理),八木(小田代理)各理事、荒井監事および畠山専務理事ら合計42名が出席した。

 冒頭、新木会長からの挨拶の後、三県知事からご挨拶を頂いた。
 新木会長からは、北経連は活力あふれる地域づくりに向け、社会資本整備を促進し、新産業、新技術の創出、広域連携による共同事業の推進、環日本海交流の諸活動を強力に展開しており、三県にもご指導・ご支援をお願いしたい、との挨拶があった。
 懇談会では、2つのテーマ@北陸発展のための基盤整備に向けた取組みとA三県の広域連携強化に向けた取組みについてついて、意見交換を行った。
 テーマ@では、三谷常任理事が、「安全・安心な地域づくり」を前提とした北陸新幹線や高規格道路の建設促進など「社会資本整備の促進」について、また、水口常任理事が設立から5年目に入っている「北陸STC事業の推進」について、それぞれ北経連で展開している活動を説明した。
 テーマAでは、水野常任理事が広域観光の推進、北陸環境共生会議の取組み、環日本海交流の促進など、「三県の広域連携の強化に向けて」の取組みを説明した。

 各県知事からは、

北陸新幹線については、金沢までの延伸が決定し、福井駅部の事業費が認められたことで金沢から福井までの延伸に「ついて道筋が見えてきたが、まだ道半ばであり、金沢以西の延伸については、北陸三県が力を合わせながら取組んでいきたい。
北陸STCについては単なる掛け声だけでなく実体を伴ってきているという印象を持っている。県境を越えて企業がお互いに参加をし、そこから新しい商品や技術が生まれてくるのは大変よいこと。
海外観光客の受け入れのためには、県境にこだわっているわけにはいかない。むしろ、隣県あるいはもっと広域的な観点から共存共栄でやっていくということを考えていきたい。

などの意見や感想が述べられた。

 自由懇談では、江守副会長から北陸新幹線の金沢以西の延伸について、また、石澤常任理事からは中小企業大学校の北陸校開設について、さらに吉田理事からは福井県における長寿の秘訣についての意見が述べられ、最後に、宮副会長から閉会の挨拶があり、懇談会を終えた。
 

以上