国・地方自治体との懇談会

　第28回北陸地域懇話会を福井商工会議所で開催し、国土交通省から岡村北陸地方整備局長、野津北陸信越運輸局長をはじめ11名、当会からは久和会長をはじめ24名が出席、14名がオンラインで参加した。 

　久和会長は挨拶で、北陸新幹線について、敦賀・金沢間の2023年度末の確実な開業、敦賀・新大阪間の2023年度当初の着工の実現を訴えた。また、環境アセスメントや財源確保等の着工5条件をあと2年でクリアしなければならない等、乗り越えなければならない課題についても述べた。 また、今年1月に富山や福井で大雪による立ち往生や渋滞が発生し、物流が止まる等、大きな影響があったことについて、再発防止に向けた十分な対策を講じ、雪に強い道路の実現を要請した。

　話題提供では、稲垣副会長が「北陸近未来ビジョン、第5次アクションプラン」、八木副会長が「社会インフラ整備」、加藤広域観光推進委員長が「広域観光推進」について、北経連の取り組みを紹介した。国交省からは、北陸各地の社会インフラ整備状況や地域観光推進等に関する施策の紹介等があった。  

　自由懇談では、「北陸新幹線について」「道路整備、雪害対策について」「港湾について」「地域交通のあり方、観光について」等、活発な意見交換が行われた。