2022年度 第3回新たな価値創出委員会および講演会
新たな価値創出委員会
日 時:3月28日(火)12:20-13:50
会 場:ANAクラウンプラザホテル金沢(オンライン併催)
参加者:19名(会場13名、オンライン6名)
委員会の冒頭、北村委員長から日本の労働生産性の低さは自動化設備への投資の遅れにあると考えており、政府の 2022 年度第 2 次補正予算において科学技術・イノベーション、スタートアップ、GX、DX 等への投資促進として約 6 兆円の予算が盛り込まれたことを契機に地域へ投資を呼び込み経済の活性化につなげることが必要と挨拶があった。
事務局から2022年度事業計画の実施状況と評価・ 方向性の報告、2023 年度事業計画案を説明。(一財) 北陸産業活性化センターから北陸 RDX の状況について紹介した。
委員からは、企業と大学の交流機会の継続、対面交流の良さ、産業技術総合研究所北陸拠点見学などについてのご意見、先進企業の DX 導入効果測定の話題提供があった。
また、大学の委員からは、学生の有給長期就業体験のコーオプ教育、企業のデジタル化を支援する取組み等について紹介があった。いただいた意見について検討し、2023 年度事業計画案に反映させていく。
新たな価値創出オンライン講演会
講 師:福井大学学長上田 孝典氏
日 時:3月28日(火)14:00-15:00
形 式:オンライン(委員のみ会場参加)
参加者:69名(会場19名、オンライン50名)
福井大学学長の上田孝典氏を講師に迎え「福井大学の産学官金連携活動と展望~地域特性と連携力を活かして~」と題し、新たな価値創出講演会を開催した。なお、本講演会は、北経連会員以外の方にも 各商工会議所等の各団体を通じて案内し、オンライン講演会として開催した。
上田学長からは、福井大学の産学官連携の取組みや地域における産業界や県との連携について話があった。福井大学の産学連携・地域イノベーション推進機構、各リサーチ・アドミニストレーター(URA)の 取組み、産学官連携プロジェクト研究開発の事例として眼鏡型ディスプレイ、未来創造テキスタイル研究棟整備の経済産業省補助事業の採択等について紹介があった。
また、ふくいオープンイノベーション機構、ふくい宙(そら)プロダクト開発生産拠点化事業、新価値共創拠点「i-Garage ふくい」、産業技術総合研究所北陸拠点等、地域の各産学官機関等との連携についても紹介があった。
最後に、信頼感に基づく対話を数多く持続的に実施するとともに、共に社会実装・事業化まで協働する仕組みづくりを目指して挑戦していきたいと講演を締めくくった。