人財活躍推進委員会

2021年度 第3回人財活躍推進委員会

 開会のあいさつで八木委員長は、新入社員に県外出身者が多数いたことに触れた。どこで働くかよりも、その企業で働くことが自身の成長や、学んできたことの具現化、社会貢献につながるかということが重視された結果、地縁のない北陸の企業が選ばれた。そうした挑戦の場として選ばれたということは、その企業がチャレンジできる環境でなければ、すぐに見切りを付けられてしまうことも明白であり、各企業が魅力的であり続けなければならないとも述べた。

 委員会では「2021年度事業計画の実施状況と評価・方向性」「2022年度事業計画(案)」について審議した。委員からは、副業・兼業などの柔軟な働き方によって、北陸地域の内外にいる新しい人材と出会える可能性や、オフサイトなど多様な働き方は女性やシニアの活躍にも資するなど、活発な意見交換がなされ、北陸企業の「ダイバーシティ&インクルージョン」ブランド化に向けて有効であるとの方向性を見出した。また、女性活躍推進の取組みが優良な企業を厚労省が認定する「えるぼし認定」について、積極的に取得を推奨していくことも確認した。