国際委員会

　江守委員長は冒頭、4月1日より当会委員会組織を再編した中、あらたに国際委員会（委員：27名）としての初の会合であること、コロナ禍にあってもワクチン接種が進む米国や中国ではいち早く経済が回復軌道に乗り始めたこと、更には北陸経済連合会が推進する第五次中期アクションプランで定めた目標である、一人当たりGRP700万円を達成するには海外、特に中国・アジアの需要を取り組むことが必須であることに言及し、その意味でも当会国際部会においても「国際交流」、「市場開拓」並びに「高度外国人材受け入れ」が本委員会に期待されている旨を述べた。

　委員会は、完全オンラインで、(1)委員会再編の概要、(2)2021年度 国際委員会 事業計画、(3)政府に対する北陸経済界からの要望書(案)、(4)意見交換の内容で開催された。

　各委員からはコンテナ船の不足による事業への影響と今後の方向性、最大市場となっている中国市場での事業展開における情報提供、海外市場の情報としてパキスタン、バングラデシュを要望したい等、活発な意見・情報交換が行われた。

　当会事務局としては、当該結果を踏まえ、今後の事業活動に活かすこととした。