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News Release


「東海地震時における北陸地域の道路の代替補完機能に関する調査」の結果について
平成24年4月27日
北陸経済連合会
北陸電力株式会社
 北陸経済連合会と北陸電力株式会社は、東海地震時における北陸地域の道路の代替補完機能について共同調査を実施し、この度結果をとりまとめました。
 北陸地域の道路は東海地震時における代替補完機能を有しており、中部縦貫道等の道路整備を行うことにより、代替補完機能をさらに高めることができることから、東海地震に備えて早急に整備する必要があります。
<調査の概要>
1.調査目的: 東海地震発生により静岡県を中心とした道路網が寸断された場合に、北陸地域が担い得る代替補完機能について、道路交通に焦点を当て、定量的に評価する
2.調査期間: 平成23年11月〜平成24年3月
3.調査結果:
 @東海地震時における北陸の道路が果たす代替補完機能
   @道路貨物・・・富山⇔新潟30.4千トン/日(静岡⇔愛知44.5千トン/日の68%)
   A道路旅客・・・富山⇔新潟22.1千人/日(静岡⇔愛知36.6千人/日の63%)
 A道路整備による東海地震時における代替補完機能の強化(3便益の算定)
   @舞鶴若狭道が全通した場合・・・約3.6億円/日
   A東海北陸道が全線四車線化した場合・・・約3.1億円/日
   B中部縦貫道が全通した場合・・・約4.6億円/日
   C@〜Bの全て整備された場合・・・約6.4億円/日     
(3便益については、国土交通省が公表している費用分析マニュアルに基づく、走行時間短縮便益、走行経費減少便益、交通事故減少便益を用いた。)
以 上
調査概要