トップページ主要活動調査・報告書



News Release
北陸新幹線による東海道新幹線の代替補完機能評価」に関する調査結果
平成23年8月3日
北陸経済連合会
(公社)関西経済連合会


 北陸経済連合会と(公社)関西経済連合会は、北陸新幹線による東海道新幹線の代替補完機能評価について、北陸三県の協力も得ながら共同調査を実施し、この度、結果をとりまとめましたので、お知らせします。

<調査の概要>
1.調査目的: 東海地震発生により東京〜名古屋間の幹線交通網が寸断された場合に、北陸新幹線がどの程度カバーできるかを推定し、北陸新幹線が担い得る代替補完機能を定量的に評価する。
2.調査期間: 平成23年3月〜7月
3.調査結果: 資料1,資料2参照

 @北陸新幹線迂回ルート経由による東西間の人的流動の回復
    @金沢まで延伸している場合・・・約5万人/日(回復困難流動量の約25%)
    A敦賀まで延伸している場合・・・約7万人/日(回復困難流動量の約33%)
    B全線が開通している場合 ・・・約10万人/日(回復困難流動量の約47%)

 A北陸新幹線迂回ルート経由による経済損失回復額
    @金沢まで延伸している場合・・・約12億円/日
    A敦賀まで延伸している場合・・・約17億円/日
    B全線が開通している場合 ・・・約24億円/日


以 上     

   ● 資料1: 北陸新幹線による東海道新幹線の代替補完機能評価の概要
   ● 資料2: 北陸新幹線による東海道新幹線の代替補完機能評価