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 　米沢委員長より、馳石川県知事が就任し北陸三県の知事が揃った。北経連が考える「北陸は一つ」というテーマで取組んでいただけることを期待しているとし、観光委員会としても事業計画をとりまとめていきたいと挨拶した。

 　委員会では、「2021年度事業計画の実施状況と評価・方向性」、および「2022年度事業計画(案)」について審議した。

　委員からは、北陸新幹線の福井・敦賀開業を見据えた北陸ディスティネーションキャンぺーンによる誘客に大いに期待する。また、観光文化都市を目指すことの重要性や北陸三県広域でのSNSを活用した情報発信への取組み強化、観光客の実数や行動のデータを計測・分析できる観光人材の必要性と育成への期待、「北陸」の認知度向上への取組みについてなど多くの意見が出された。

　審議終了後、北陸経済研究所 調査研究部担当部長 藤沢氏より「インバウンド誘客に向けて」として、データに基づき、広域エリアとして捉えた「北陸」のポテンシャルについて示唆に富んだご講演をいただいた。