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   稲垣委員長は冒頭挨拶で、北陸地域の経済状況と東京一極集中の打破に向けた考え方について発言された。

   その後、事務局から、議題「2022年度事業計画の実施状況と評価・方向性」、「2023年度事業活動方針(案)」について説明後、審議を行った。

   「2022年度事業計画の実施状況と評価・方向性」について、委員からは「北陸の魅力ある企業を知ってもらうために、北陸のシェアトップ150をもっと活用すべきではないか。」、「留学生の定着のためにもっと実効性のある施策を検討、深堀りすべきではないか」等のご意見をいただいた。

   「2023年度事業活動方針(案)」について、委員からは、「北陸新幹線敦賀開業により、富山・福井間が１時間でつながる。富山～福井を１つのメトリポリタンエリアとみなして、三県一体となった取組みを進めてはどうか」、「三県の他の経済団体と連携して施策を進めてはどうか。各経済団体との橋渡しが北経連の役割である」、「脱炭素社会の実現に関して、戦略性のある表現に修正してはどうか」等のご意見をいただいた。

   「2023年度事業活動方針」は常任理事会で決定後、来年1月25日の新春経済懇談会で発表する。