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2024年度上期 会員アンケート調査結果

公開日時:2024/07/04

2024年4月、会員企業に対し、景気動向、各社の業績、能登半島地震の影響などのアンケート調査を実施しましたので、
お知らせします。(毎春・秋実施しており、今回で51 回目。詳細は添付ファイルをご覧ください。)

1.北陸の景気動向
・2023 年度下期の景気判断 BSI は▲11.0 となり、2023 年度上期(42.3)から大幅 に悪化した。
 2024 年度上期の見通しは 38.9 となり、大幅な改善を見込む。

2.会員企業の業績
・2023 年度下期の業績判断 BSI は 19.8 となり、7 期連続(2023 年度上期 22.5) で改善している。
 来期の見通しも 19.9 と、改善継続を見込む。
・経営上の課題では、業種別、規模別ともに「人材育成・確保」を挙げる企業が最も多く、5 期連続で課題のトップとなっている。
・原材料費高騰に伴う影響については、「大きく受けている」が 41.9%(前回調 査:2023 年度下期 44.1%)、
 「少し受けている」が 39.0%(34.2%)。
・原材料費高騰の価格転嫁について、「100%できている」が 10.0%(前回調査 13.8%)、「50%程度できている」が
 47.3%(39.1%)であった。
・DXへの取り組みについて、DX進捗レベル高(進捗度60以上、取り組みが進ん でいる)の割合は18.8%(25社)、
 全産業平均は46.8。

3.設備投資動向
・2023 年度の設備投資が前年度より増加した企業は 37.5%となり、2024 年度の 投資見込みが増加すると回答した企業は
 41.2%となった。

4.その他
[1]能登半島地震の影響
・能登半島地震の影響について、「大いにあった」「少しあった」が63.2%。

[2]賃金動向
・2024 年度に賃上げを実施した企業は 89.0%で、2023 年度上期調査に比べ 5.7% 増加。ベースアップ率については、
 製造業(37.8%)「3%以上 4%未満」、 非製造業(31.1%)「2%以上 3%未満」の回答が最多となった。