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北陸新幹線 敦賀開業日等の決定について

北陸経済連合会

会長  金井  豊

   本日（8月30日）、北陸新幹線の敦賀開業日が2024年（令和6年）3月16日と決定し、併せて「かがやき」などの運転本数・停車駅パターンも発表された。

   当初の開業予定からは１年遅れとなったが、敦賀開業日の決定を受け、北陸経済連合会の長年の悲願である北陸新幹線の全線開業に向け、着実に歩みを進めているとの思いを強くしている。

   また、今回の敦賀開業により、三県の主要都市は約１時間で移動可能となり、北陸三県の一体性が更に高まることが期待される。

   当会としては、2015年の金沢開業時と同様の北陸ブームを起こすべく、敦賀開業に向けた機運の醸成、全国会議の誘致、北陸デスティネーションキャンペーンなどについて、北陸三県と一体となって取り組みを進めて参りたい。

   北陸新幹線は、東京一極集中の是正、日本海国土軸の形成および多核連携型国土の形成、さらには持続可能で暮らしやすい地域社会の創生のため、北陸地域にとって必須の社会インフラであり、大阪までつながってこそ、その効果が最大限発揮される。

   大阪までの一日も早い全線開業に向け、政府に対しては、施工上の課題を早期に解決し、開業までの期間を最大限短縮することや、着工や全線開業に向けたスケジュールを早急に明示されることを強く求めて参りたい。

以  上