北陸三県での緊急要望
公開日時:2020/12/04
2020.11.20(金) 北陸三県での緊急要望
北陸新幹線金沢・敦賀間の開業が遅れ、建設費が増大する見通しとなったことを受け、北陸三県知事、三県議長、北経連より久和会長、伊東副会長、安宅副会長が参加し、国交省、与党、官邸に対し、以下のことを要望した。
①金沢・敦賀間について平成27年1月の政府与党申合せに基づく令和4年度末までの開業の実現に向けて、工期 短縮を徹底するなどあらゆる手段を講じること
②再度増加が見込まれる事業費について、コスト縮減を徹底したうえで、必要な財源を速やかに確保すること。また、沿線の地方自治体の負担が極力生じないよう、適切な措置を講じること
③敦賀・大阪間について環境アセスメントを丁寧かつ迅速に進めるとともに、令和5年度当初には着工できるよう早期に財源を確保し、令和12年度末頃までに大阪までの全線整備を図ること
④工事の遅延や事業費の増加を招いた原因を徹底的に究明するとともに、工事行程や事業費執行の管理監督体制を強化すること
久和会長は、「敦賀・新大阪間について環境アセスメントが進められており、令和4年度には終わる予定。万が一敦賀開業が遅れたとしても、敦賀以西の工事着工に影響がないようお願いしたい」等を発言した。
主な要望先は以下のとおり。
髙木毅自民党北陸新幹線整備PT座長
稲田朋美自民党整備新幹線等鉄道調査会会長
細田博之与党整備新幹線建設推進PT座長
井上義久与党整備新幹線建設推進PT座長代理
下村博文自民党政調会長
大西英男国交省副大臣
岡田直樹内閣官房副長官